久米島のサンゴ礁の健康状態をご存じですか?

昔に⽐べて良くなった? 悪くなった? いつから? どれくらい?

リーフチェックについて

「サンゴ礁が健全な状態であるのか」を知る⽅法が『リーフチェック』です。
リーフチェックは、世界統⼀のルール・⼿法で⾏われるサンゴ礁の調査で、現在は 102 の国と地域で14,000 回以上実施されています。この取り組みはサンゴ礁保全のため、統⼀された⽅法でデータの蓄積を⾏っていくことと、ダイバーが調査に参加することが目的です。シンプルな⼿法と役割分担が考案されており、参加によるサンゴ礁保全に向けた意識醸成や普及啓発も大きな目的となっています。

養成講座について

調査⾃体は取り組みやすいものですが、調査の精度を担保するために、リーフチェックを実施するチームには、1 名以上の海洋科学者か認定を受けた「チーム科学者」が加わることで、学術的な成果にも繋げられるように⼯夫されています。また、リーフチェックの実施にあたっては、「チームリーダー」が現場を統括し、具体的な調査場所の選定から安全管理、調査の完了に向けての責任を持ちます。昨年に続き、リーフチェックを持続的に企画実施していくために、「チームリーダー及びチーム科学者」を養成する講座を開催します。

※本講座では学科と実技のテストがあります。合格者には「チームリーダー」、「チーム科学者」の認定証を授与します。

講師ご紹介

講師/安部

講師/安部真理⼦⽒
公益財団法人日本⾃然保護協会
・リーフチェックコーディネーター
ラムサール・ネットワーク日本理事